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教育相談

◇ 教育相談について ◇
* 設置の目的
本校に通学する児童・生徒あるいはその保護者が抱える、教育(現地校、本校、帰国後の進路等)に関する種々の課題、不安や困りごとについての相談窓口を設置し、本校の設立趣旨に照らして適切な範囲で、相談内容についての情報の提供、あるいは対応策の提案などを行います。

* 相談の利用について
補習校事務所sodan@columbushoshuko.com までお願いします。相談では、相談内容や希望に応じて専門家を探すことも視野に入れています。医療行為を目的にしておりませんので、診断や医療カウンセリングは行いません。個人のプライバシーが適切に保護されるよう、十分配慮をしております。

* 相談内容についての例

  • コロンバス近郊の一般的な教育事情
    現地校についての一般情報
    (学区を選ぶポイント、ESLについなど)
    現地校生活について
    (学習、友達関係、ESLなど)
    編入の手続きについて一般的な流れ
    (必要書類 手続きの仕方など)
  • 現地校生活
    英語での学習に関すること
    学校生活に関すること
    お子さんの適応に関すること
    日米の教育の違い等、一般的な予備情報に関すること
  • 補習校生活について
    日本語での学習の進め方に関すること
    学校生活に関すること
    家庭での問題に関すること
    お子さんの発達に関すること
    現地校と補習校の両立に関すること等
  • 進路について
    日本の帰国子女受け入れ情報等
  • その他

まずはお気軽にご相談ください。


これからコロンバスへ来る方へ

*-* 現地校選びについて *-*
アメリカで暮らすにあたり、決めなくてはならないことが多数あると思いますが、その内の重要事項の一つに、お子様の現地校選びがあると思います。お子様が毎日通う学校ですから、できるだけご家庭のご意向やお子様の実態に合った学校を選びたいものです。それについての基本的な情報を以下にまとめましたので、ご参照ください。
* 住むところが決まると学校が決まる
コロンバス周辺地区(フランクリン郡)においては、圧倒的にダブリン市に日本人が多いです。次にヒリアード、ワージントンなどが続きます。もし、フランクリン郡に住むのなら、その3つの学校区を中心に住まいを探せば、治安、環境面などにおいて不安な要素はまずないと思われます。住所が分かれば、該当の学校がわかりますので、時間が許すのならば、実際に学校に見学に行くことをおすすめします。(※ダブリン、ヒリアード、ワージントンの 住所別通学区域PDFファイル参照) 基本的に、学区内は、カリキュラム内容は共通ですが、も各学校の雰囲気はそれぞれなので、実際訪れてみることはとても重要です。それから、コロンバス市の場合、住所がコロンバスでも、学校区はダブリンやヒリアード、ワージントンなど隣接区の学校に指定されている場合があります。アパートの管理オフィスや不動産会社に、その物件がどこの学校区になるのかを確認するとよいでしょう。学校区と位置関係については、本校作成のグーグルマップをご参照ください。

通学区域地図
ダブリン区 ・ ワージントン区 ・ ヒリアード区

* 選ぶポイント

  • 日本人在籍者数
    多いと・・・
    日本人同士で情報交換ができる。
    日本人同士で固まる傾向が強く、英語を学びにくくなる可能性がある。
    日本人間のトラブルに巻き込まれる可能性がある。
    少ないと・・
    日本語で情報を得ることが難しい。
    英語を使わざるを得ない環境がある。
    注)教育委員会や学校の事務局、アパートの管理オフィス等に、学校やアパート内の日本人の数を聞いても人種差別に該当するおそれがあるため「答えられない」という返事が普通です。草の根情報を頼りにすることをお勧めします。
  • 日本人エイド(教員ではないが、日本語で生徒を支援してくれるスタッフ)の有無
    2022年現在、ダブリン、オレンタンジー、ワージントン学区にはいますが、常駐のエイドさんがいるのはダブリン、オレンタンジー(一部の小学校)のみになっています。
    ESLの時間に初歩の子につく場合が多いです。
  • ESL(ELL)の内容
    ESL(English As a Second Language)とは、英語を母国語としない児童生徒に、英語を英語で指導するプログラムのことをいいます。子ども達が、現地校の通常の英語の授業で学ぶことができるようになるのを目標としています。学校の成績を上げるためのクラスではないので、そのためには、個人的に家庭教師(チューターtutor)を雇うなど別途の努力が必要とされます。
    各学校区により、多少内容に違いがありますが、おおよその基準は、州により定められています。
    ・ ESLでは、OTELAテスト(the Ohio Test of English Language Acquisition)のスコアを元にレベル分けをされますが、編入の時期によりテストがすぐに受けられない場合は、ESLの先生の手持ちのテスト等を使用することもあります。レベル分けのためのテストに関しては事前の準備の必要はありません。
    ・ 中高生以上(6年生以上)になると、国語(Language ArtsまたはEnglishと呼ばれる。)と社会(Social Studies)の分野での学習が特に大変になることから、ESL受講生向けのLanguage Arts(English)やSocial Studiesが別途設定されている学校区が多いです。

* 編入の手続き
手続きの仕方: まずは、各学校区のメイン・オフィス(現地校教育委員会)へ赴き、その後、該当の学校へ行くようになります。

* 必要書類

  • パスポート(出生証明書)
  • 住所の証明になる書類(Proof of Residency)・・・アパートのリース時の書類、光熱費の請求書等
  • 予防接種の記録(Immunization Record)・・・日本から今までの予防接種の記録を英文で作ってくると便利です。海外からの編入の場合、ツベルクリンの検査が必要です。陽性の場合、レントゲン検査や処方箋薬を出されることがあります。必要とされている予防接種が済むまでは登校を開始することができないことが多いです。必要とされる予防接種の内容は、年ごとに更新されるので、最新のもので確認してください。
    【必要とされる予防接種一覧表】 詳細につきましては、ドクターにご確認ください。
    ** 補習校の編入に際しては予防接種は特に関係ございません。
〇 DTap/DTP/Tdap 三種混合(Diphtheria ジフテリア/ Tetanus 破傷風 / Pertussis 百日咳)

  • キンダー
    4回目を4歳の誕生日前までに終えている場合、5回目(DTap,DTP)まで終了していること。
  • 1~12年生
    3回から4回分(DTap,DTP)を終了していること
  • 7~8年生
    入学前に3種混合(Tdap)の予防接種が1回してあること。
    * Tdapは、10歳以上の子どもが接種するブースター接種(追加抗原)
〇 Polio ポリオ

  • キンダー~1年生
    最低3回。それまでの接種回数に関わらず、4歳の誕生日の後に1回は接種していること。経口と注射による接種の場合は、4回
  • 2~12年生
    経口と注射による場合は、4回。3回目が4歳の誕生日以前に接種したものだった場合は、全て経口で4回、または全て注射で4回分。
〇 MMR(Measles はしか / Mumps おたふくかぜ / Rubella 風疹)

  • キンダー~12年生
    2回終了していること。
    その内1回は、1歳の誕生日以降に接種されていること。2回目は、1回目の後少なくても28日目以降。
〇 Hib(Haemophilus Influenzae Type B ヘモフィラス・インフルエンザ菌 タイプB)

  • なし
〇 HEP B (Hepatitis B B型肝炎)☆B型肝炎の予防注射について

  • キンダー~11年生
    3回分。2回目は、1回目接種の後少なくとも28日目以降。
    3回目は、1回目の16週間後、または2回目から8週間後。
    最後(3回目、4回目)は、生後24週間以内に接種されていないこと。
〇 Varicella(Chickenpox)水疱瘡

  • キンダー~6年生
    その内1回は、1歳の誕生日以降に接種されていること。2回目は、1回目の後少なくても28日目以降。
    入学前に2回終えていること。
  • 7年生~10年生
    1歳以降1回接種してあること。
〇 MCV4(Meningococcal)髄膜炎菌ワクチン

  • 7年生
    入学前に1回接種してあること。
  • 12年生
    入学前に2回接種してあること。2回目は、1回目接種の後少なくとも8週目以降。

* 学年の区分
義務教育は、日本でいう年長学年から高校3年生までで、Kから12と言われます。一般的に、小学校(エレメンタリー: Elementary)は、Kから5年生まで、中学校(ミドル: Middle School)は、6年生から8年生まで、高校(ハイスクール:High School)は9年生から12年生までに分かれていることが多いです。学校区によっては、6年生だけ単独の学校があったり(ヒリアード)、小学校が低学年と高学年に分かれていたり(レキシントン)などの違いがある場合があります。キンダーと呼ばれる年長学年「K」では、午前か午後のどちらか半日だけ通うスタイルの学区がほとんどです。中には、上の学年と同様に1日中のキンダーを実施しているところもまれにあるようです。(all day kindergarten)